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[23a-F408-3] 反射分光法によるアモルファスセレン薄膜の評価
キーワード:セレン、屈折率、光反射率
優れた光電的性質を持つアモルファスセレン(a-Se)は、高感度撮像管やX線画像センサーへの応用が進んでいる。さらなる特性の向上には、バンドギャップ中の欠陥準位の本質的な理解が必要である。a-Se薄膜の微量な欠陥準位を評価するのに適した手法として、光熱偏向分光法(PDS)がある。PDSの活用には試料の屈折率を求める必要がある。本研究では, 可視光から赤外光までの幅広い波長領域の光反射率を調べ、a-Se薄膜の屈折率の見積もりを行った。