2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[23a-P01-1~15] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2022年3月23日(水) 09:30 〜 11:30 P01 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[23a-P01-15] タンパク質を複合化CNT紡績糸における分散液濃度による配向性制御と熱電性能への影響

〇山本 隼平1、Cho YONGYOON1、岡本 尚文1、阿部 竜1、Pandey Manish1、辨天 宏明1、中村 雅一1 (1.奈良先端大)

キーワード:熱電、カーボンナノチューブ、配向

カーボンナノチューブは熱伝導率が高いことが熱電応用における課題である。そこで当研究室では鉄水酸化物ナノ粒子を包接したタンパク質であるC-Dps(Fe)とCNTを複合させることで熱伝導率が抑制されることを報告してきた。しかし、CNT/C-Dps複合糸の紡績プロセスにおいて、熱電性能に影響を与える要因についての知見がまだ不十分である。そこで本研究では、紡績プロセス中の分散液濃度が熱電特性に与える影響を調べ、その原因を議論する。