2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[23p-D113-1~19] 1.6 超音波

2022年3月23日(水) 13:00 〜 18:15 D113 (D113)

大橋 雄二(東北大)、近藤 淳(静大)

15:15 〜 15:30

[23p-D113-9] c軸傾斜配向ScAlN薄膜を用いた複素反射法による生体物質の相互作用の検出

〇茂木 彩音1,2、中村 華英1,2、山下 美穂1,2、柳谷 隆彦1,2,3 (1.早大先進理工、2.材研、3.JST-CREST)

キーワード:ScAlN薄膜、複素反射法

QCM法ではSauerbrey式より質量負荷効果による共振周波数の低下から生体物質の相互作用を検出する。しかし、Sauerbrey式は分子層が剛体であることが前提で、粘弾性体である場合には粘弾性による影響は正しく評価できない。界面に高分子が吸着した状態の複素音響インピーダンスを直接測定できれば、超高周波帯のQCM測定結果の解釈の一助となる。本研究ではScAlNの薄膜を用いて、音波の反射界面での生体相互作用による反射率の変化を測定した。