2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[23p-D114-1~12] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2022年3月23日(水) 13:00 〜 16:05 D114 (D114)

増原 陽人(山形大)、松井 淳(山形大)

14:35 〜 14:50

[23p-D114-7] [第51回講演奨励賞受賞記念講演] コア-シェル構造を有する高効率・狭帯域青色発光ペロブスカイト量子ドットの創製

〇大下 直晃1、菊池 圭祐1、浅倉 聡2、千葉 貴之3,4、増原 陽人1,4 (1.山形大院理工、2.伊勢化学、3.山形大院有機シス、4.山形大有機材料シスセ)

キーワード:ペロブスカイト量子ドット、青色発光、高発光効率

ペロブスカイト量子ドット(PeQDs)は、ハロゲン組成により、可視光全域の発光色を再現可能である。しかし、2種のハロゲンを含む青色発光PeQDsデバイスは、電圧印加により相分離し、発光色が青色から緑色へと変化する。これに対し本研究では、シェルの構築により、安定な発光色が期待できる単一ハロゲンで構成される高効率・狭帯域青色発光PeQDsの作製に成功した。