[23p-D214-1~19] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[23p-D214-6] SFQ 回路を用いた可変振幅マイクロ波パルスジェネレータの設計と動作実証

〇(D)沈 泓翔¹、竹内 尚輝^2,3、山梨 祐希^1,3、吉川 信行^1,3 (1.横国大院理工、2.産総研 RCECT、3.横国大 IAS)

キーワード：量子ビット制御、マイクロ波

量子コンピューターを実現する有力なデバイスの候補として、ジョセフソン接合を用いた超伝導量子ビットがある。一般に、超伝導量子ビットの状態の正確な制御のためには、適切な振幅とパルス幅を 有するマイクロ波パルスが用いられる。しかしながら現状では、室温からケーブルを用いて個々の量子ビットにマイクロ波が照射されており、量子ビット数の増大に対して、大量のケーブルが必要になっている。そのため我々は、高速性、低消費電力性に優れたSFQ(Single Flux Quantum)回路を用いてマイクロ波パルスジェネレータ(MPG)回路を作製し、低温環境に設置することを検討している。