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[23p-D215-8] 無限層銅酸化物(Ca0.85Sr0.15)1-xLaxCuO2薄膜におけるアニール効果と電子状態
キーワード:無限層銅酸化物、パルスレーザー堆積法、ノンドープ超伝導
無限層銅酸化物の電子状態を明らかにするために、常圧合成が可能な無限層の(Ca0.85Sr0.15)1-xLaxCuO2薄膜をPulsed Laser Deposition(PLD)法を用いてLSAT基板上に作製し、ポストアニールによる電子状態の変化を調べた。x = 0のAs-grown薄膜では過剰酸素はほとんど存在せず、面内酸素が欠損している可能性がある。一方、x = 0.10では還元により電気抵抗率が二桁減少したことから、Laを置換したAs-grown薄膜には過剰酸素が混入しており、還元により除去された可能性が高い。