2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

[23p-D316-1~17] 13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

2022年3月23日(水) 13:00 〜 17:45 D316 (D316)

中岡 俊裕(上智大)、原田 幸弘(神戸大)、太田 竜一(NTT)

14:45 〜 15:00

[23p-D316-7] 光パルスペアで励起された超高速過渡現象のテラヘルツ波放射特性

〇長谷川 尊之1、小島 磨2、金 大貴3 (1.大阪工大工、2.神戸大院工、3.阪市大院工)

キーワード:超高速現象、テラヘルツ、表面電場

超短光パルスで励起される非平衡キャリア輸送やプラズモン振動などの過渡現象は、表面電場を反映した時間発展を行い、テラヘルツ波を放射する。我々はこれまで、光パルスのペアを用いて、一方の光パルスで生じた電場遮蔽がもう一方で励起された過渡現象に与える効果を調べてきた。本研究では、光パルスペアが近接した条件に注目して、光パルスペア励起の寄与をより詳細に調べた。