2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

FS フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[23p-E102-1~14] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2022年3月23日(水) 13:30 〜 17:15 E102 (E102)

田中 啓文(九工大)、葛西 誠也(北大)

15:00 〜 15:15

[23p-E102-7] イオン液体リザバー素子の性能評価における金属イオン種依存性の検討

〇佐藤 暖1,2、松尾 拓真1,2、高 相圭1,2、島 久2、内藤 泰久2、秋永 広幸2、野上 敏材3、伊藤 敏幸4、小林 正和5、木下 健太郎1 (1.東理大理、2.産総研、3.鳥取大工、4.豊田理研、5.長瀬産業)

キーワード:イオン液体、物理リザバー、リザバーコンピューティング

ディープニューラルネットワークは, 多様な認識問題での有効性が認められている一方, 従来型コンピュータでの処理に伴う莫大な計算コストが課題となっている. そこで, AI処理に特化したハードウェア開発機運が高まっており, 中でも入力情報の特徴抽出を「物理系」で実現する物理リザバーデバイスは注目を集めている. これまで, イオン液体(IL)を金属イオンの酸化還元反応場として利用した物理リザバーについて報告してきた. 本研究ではILに添加する金属材料に着目し, 金属イオン種に依存した情報処理性能の変化を明らかにした.