2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[23p-E104-1~16] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2022年3月23日(水) 13:00 〜 17:30 E104 (E104)

住友 弘二(兵庫県立大)、三浦 篤志(北大)、瀧ノ上 正浩(東工大)

15:15 〜 15:30

[23p-E104-9] 特異的な形状を持つナノポアへのDNAの進入経路とその有限要素法による評価

〇(B)高野 辰1、市野 新葉1、岡本 凱1、守山 裕大1、三井 敏之1 (1.青学大理工)

キーワード:ナノポア、有限要素法、電気浸透流

我々は光学的観測により、半導体ナノポアとDNAのダイナミクスを評価し、有限要素法のシミュレーションを行ってきた。今回、ポアの壁由来の電気浸透流を最大限にエンハンスするために、特異的な形状を持つポアを作り、その周りでのDNAの動きを観測した。本発表では、エッジ付近でのDNAの特徴的な動きと有限要素法による動きの予想の相違、そしてエッジ付きポアに見られたDNAの詰まる確率の減少の要因について議論する。