2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.3 臨界電流,超伝導パワー応用

[23p-E203-1~12] 11.3 臨界電流,超伝導パワー応用

2022年3月23日(水) 13:00 〜 16:15 E203 (E203)

木内 勝(九工大)、元木 貴則(青学大)

15:45 〜 16:00

[23p-E203-11] ホール素子を用いたRE-123高温超伝導テープ線材の​初期磁化緩和計測による電界計測レンジの拡大

〇呉 澤宇1、東川 甲平1、木須 隆暢1 (1.九大)

キーワード:電界電流特性

我々は、先行研究において、磁化の緩和測定によってRE-123線材のE-J特性を評価出来ることを示した。しかしながら、従来の測定では測定可能な電界領域が10-8 V/m程度以下となり、四端子法に比べ数桁低い。本研究では、高速応答に優れるホール素子の特性を活かして、0.1 s以下の初期緩和領域の特性を計測し、電界の測定レンジを四端子法と同等の10-5 V/m程度まで拡張する事に成功した。