2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.3 臨界電流,超伝導パワー応用

[23p-E203-1~12] 11.3 臨界電流,超伝導パワー応用

2022年3月23日(水) 13:00 〜 16:15 E203 (E203)

木内 勝(九工大)、元木 貴則(青学大)

15:00 〜 15:15

[23p-E203-8] 結晶成長方位の異なるRE123溶融凝固バルクの物性

〇仙波 実怜1、元木 貴則1、笹田 廉陛1、富久 琢磨1、三輪 将也1、下山 淳一1 (1.青学大理工)

キーワード:超伝導

REBa2Cu3Oy(RE123)溶融凝固バルクの一般的な作製法であるTop-Seeded Melt Growth (TSMG) 法で作製したバルクは種結晶動径・直下方向に成長するa-growth領域とc-growth領域が共存し、微細組織と超伝導特性が成長領域によって異なる。一方、Single-Direction Melt Growth (SDMG) 法は、バルクが単一の結晶成長領域のみからなり、均質なバルクを再現性良く育成できることが特徴である。本研究ではSDMG法を用い、a,c軸方向に溶融成長させた単一結晶成長領域からなるDy123溶融凝固バルクの作製を試み、その物性を評価した。