2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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[23p-P03-1~3] 3.15 シリコンフォトニクス・集積フォトニクス

2022年3月23日(水) 13:30 〜 15:30 P03 (ポスター)

13:30 〜 15:30

[23p-P03-1] アニールによるナノ共振器シリコンラマンレーザの内部欠陥変化

〇(M1)生田 俊輔1、浅野 卓2、野田 進2、高橋 和1 (1.大阪府大院工、2.京大院工)

キーワード:ナノ共振器シリコンラマンレーザ、近赤外低温カソードルミネッセンス測定、アニール

前回我々は,近赤外低温カソードルミネッセンス(CL)測定によるSOI基板の内部欠陥評価を報告した.光通信波長帯において,転位欠陥に関係するD1(1530 nm),D2(1420 nm)発光ピークが観測され,アニールを加えることで,欠陥が減少することも分かった.これらの欠陥ピークはQabsの原因となっている可能性がある.今回,異なるアニール条件で作製したナノ共振器のQexp値とCLスペクトルの関係を調べたので報告する.