10:30 〜 10:45
[24a-E307-6] 1次元フォトニック結晶構造を持つ液晶性オリゴ(p-フェニレンビニレン)誘導体の円偏光発光特性
キーワード:円偏光発光、液晶性半導体、1次元フォトニック結晶
棒状のキラル分子が自己組織的に周期らせん構造を形成するコレステリック液晶は、らせん軸に沿った円偏光の発光の遷移確率が変化することで円偏光発光が生じる。我々は、電気励起により駆動する円偏光発光デバイスの実現を目指し、電界発光高分子の部分構造であるオリゴ(p-フェニレンビニレン)をπ電子共役系として持つコレステリック液晶を開発した。本発表では、この系における光励起による円偏光発光特性について報告する。