2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[24p-D113-1~17] 1.5 計測技術・計測標準

2022年3月24日(木) 13:00 〜 18:00 D113 (D113)

寺崎 正(産総研)

17:15 〜 17:30

[24p-D113-16] 構造物補修効果の可視化評価―機械的挙動の回復―

〇寺崎 正1、藤尾 侑輝1、坂田 義太郎1、鈴木 大地1、王 鈺1 (1.産総研 SSRC)

キーワード:応力発光、構造物、補修効果

応力発光体とは圧縮、引張、ねじれ、振動、衝撃などの様々な機械的刺激、特に弱い力にも敏感に応じ、強い光を繰返し放射する。構造体表面にこの微粒子を分散塗付して発光を調べれば、その面分布から構造体の動的な応力分布が可視化され、表面はもとより内部に存在する構造欠陥、亀裂、破壊の現状や進行を瞬時に把握できる。本発表では、予知保全の要である補修効果評価について、応力発光による検証を行い、機械的挙動の回復について可視化評価することに成功したので報告する。