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[24p-D315-3] スペクトル変調赤外レーザーを用いたバックグラウンドフリー相関分光
キーワード:分光
赤外分光では、熱光源に代わり中赤外モード同期レーザーを用いることにより、その特性を生かした新たな分光計測が可能になると期待される。その一つに、光の破壊的干渉を利用してバックグラウンド光を打ち消し、光電場の僅かな変化を取り出す手法がある。今回、入射する赤外レーザーのスペクトルを分子の吸収スペクトルに応じて変調し、スペクトル相関を通して高感度計測を達成する新たな分光法を提案し、その原理実証を行う。