2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 量子コンピュータ:システム構築のための技術と期待されるアプリケーション(Ⅱ)

[24p-E101-1~10] 量子コンピュータ:システム構築のための技術と期待されるアプリケーション(Ⅱ)

2022年3月24日(木) 13:30 〜 18:05 E101 (E101)

岩本 敏(東大)、河口 研一(富士通)、小坂 英男(横国大)、土門 孝彰(秋田銀行)

15:45 〜 16:30

[24p-E101-6] Future of Computing - ゲート型商用量子コンピュータの導入

〇山道 新太郎1 (1.日本IBM)

キーワード:量子コンピュータ

東京大学とIBMは、日本初の商用ゲート型量子コンピュータ IBM Quantum System One を新川崎・創造のもりに導入し、安定稼働を開始した。量子コンピュータのハードウェアはまだ開発競争の最中だが、量子コンピュータの利活用に向けた応用研究と、量子アルゴリズムを自在に駆使できる人材育成も重要であり、日本企業や大学の利用がすでに始まっている本システムの意義はそこにある。さらに次世代量子コンピュータの素材や基幹部品の研究開発を行うHardware Test Centerを開設した。