2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[24p-E203-1~16] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2022年3月24日(木) 13:30 〜 18:00 E203 (E203)

知京 豊裕(物材機構)、岩﨑 悠真(物材機構)、五十嵐 康彦(筑波大)

16:45 〜 17:00

[24p-E203-12] 双晶形成ネットワークグラフによる正方晶の焼結体組織解析

〇小島 拓人1、沓掛 健太朗2、松本 哲也1、工藤 博章1、宇佐美 徳隆3、嶋田 雄介4、山本 明保5 (1.名大院情報、2.理研AIP、3.名大院工、4.東北大金研、5.農工大)

キーワード:焼結多結晶組織、粒界、結晶方位

正方晶の鉄系超伝導材料BaFe2As2焼結体の多結晶組織の結晶粒間の方位関係を双晶形成関係か異なる生成核から成長したランダムなものであるかに帰着させ,双晶形成関係からネットワークグラフを生成して分析を行なった.Σ1,[001]傾角双晶(Σ5),[100]傾角双晶1種および[110]傾角双晶2種の5つを帰着させる候補とし,最小の残差を示す双晶の方位差に暫定的に帰着したのち,残差と結晶粒間距離をパラメータとする実際はランダムである確率分布を推定した.