[24p-E205-1~18] 9.4 熱電変換

△ [24p-E205-8] BiまたはNbをドープした不定比酸化カルシウムマンガンの熱電特性

〇赤枝 美里¹、森 英喜¹、吉田 晴彦¹ (1.兵庫県立大院工)

キーワード：熱電材料

n型酸化物熱電材料であるCaMnO₃はゼーベック係数Sが高く、熱伝導率κが低いが、導電率σが低いため、性能指数Z(=S²σ/κ)の向上のためには、導電率σの向上が重要である。これまで我々は、CaMnO₃のCaとMnのモル比を変化させた不定比酸化カルシウムマンガンの熱電特性を評価し、性能指数Zが改善されることがわかった。本研究では熱電特性のさらなる向上を目的に、CaとMnのイオン半径にそれぞれ近く、価数の大きいBi³⁺、Nb⁵⁺を用い熱電特性に対する不純物ドープ効果について検討した。