2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[24p-E303-11~16] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2022年3月24日(木) 16:15 〜 17:45 E303 (E303)

高原 淳一(阪大)

16:15 〜 16:30

[24p-E303-11] ステンシルリソグラフィー法に回転と勾配を組み合わせたナノディスク/ホールの複合系素子の作製

〇山口 堅三1、渡邉 勇起1、岡本 敏弘1、原口 雅宣1 (1.徳島大)

キーワード:ステンシルリソグラフィー、ナノディスクアレイ、ナノホールアレイ

プラズモニクスやメタマテリアルの分野では、金属の微細構造が不可欠で、電子線描画装置によるリフトオフ法や集束イオンビームによる直接微細加工が、作製精度や構造設計の自由度の観点からよく用いられる。ステンシルリソグラフィー法は、マスク蒸着であり、例えば、ナノサイズの孔の開いた基板をステンシルマスクとして用いれば、ステンシルと対となるナノディスク構造を1度に大面積に作製できる。本研究では、これに設計の自由度を与えることとして、回転と勾配を組み合わせ、ナノディスクとホールの複合系素子の同時作製に成功したので報告する。