2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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CS コードシェアセッション » 【CS.3】 3.11 フォトニック構造・現象、3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

[24p-E303-1~10] CS.3 3.11 フォトニック構造・現象、3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

2022年3月24日(木) 13:15 〜 16:00 E303 (E303)

岩見 健太郎(農工大)、森竹 勇斗(東工大)

13:30 〜 13:45

[24p-E303-2] 自発磁化をもつメタ分子による巨大磁気カイラル効果

〇黒澤 裕之1、冨田 知志2、澤田 桂3、中西 俊博4、上田 哲也1 (1.京都工繊大電子、2.東北大理・高教機構、3.理研、4.京大工)

キーワード:メタ分子、磁性、カイラリティ

磁性とカイラリティを同時に有する系では、磁気カイラル(magnetochiral,以下MCh)効果という無偏波の電磁波に対する方向依存複屈折現象が発現する。これまでMCh効果は極めて小さな現象であると考えられてきたが、メタ分子を用いることで大きく増強可能である。今回、自発磁化材料をもつメタ分子において、静磁場を印加することなくMCh効果が従来よりも2桁増強可能であることが分かったので報告する。