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[24p-E303-2] 自発磁化をもつメタ分子による巨大磁気カイラル効果
キーワード:メタ分子、磁性、カイラリティ
磁性とカイラリティを同時に有する系では、磁気カイラル(magnetochiral,以下MCh)効果という無偏波の電磁波に対する方向依存複屈折現象が発現する。これまでMCh効果は極めて小さな現象であると考えられてきたが、メタ分子を用いることで大きく増強可能である。今回、自発磁化材料をもつメタ分子において、静磁場を印加することなくMCh効果が従来よりも2桁増強可能であることが分かったので報告する。