[24p-F308-1~11] CS.1 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

△ [24p-F308-11] ArクラスターSIMS の 1 原子当りエネルギー依存マススペクトルからの分子構造情報抽出

〇水畑 健¹、盛谷 浩右¹、桝本 哲郎¹、中村 知道²、乾 徳夫¹ (1.兵庫県立大院工、2.兵庫県立大院情報)

キーワード：イオンビーム、二次イオン質量分析

A rクラスターイオン（Arn+）をプローブとする二次イオン質量分析（SIMS）において、マススペクトルのパターンはクラスター構成原子１個当たりの平均運動エネルギー（E/n）に依存して変化する。本研究では、ニトロベンジルピリジニウム塩のE/n依存SIMSスペクトルデータの解析から分子構造情報を抽出できることを示した。この結果は、本手法によりマススペクトル解釈が大幅に容易になることを示唆している。