2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[24p-P02-1~14] 12.2 評価・基礎物性

2022年3月24日(木) 13:30 〜 15:30 P02 (ポスター)

13:30 〜 15:30

[24p-P02-14] ナノエレクトロニクス用分子ワイヤーに向けた亜鉛(II)イオンと DNA から成る M-DNA 複合体の作製

内田 健斗1、森田 勇人1、〇阪田 知巳1 (1.城西大理)

キーワード:M-DNA、亜鉛(II)イオン

近年,ナノエレクトロニクス分野において, more Moor, 或いは, beyond Moor の時代におけるコア技術の一つとして分子ワイヤーの研究が進められている。 中でも, 配線幅を劇的に狭小化できる可能性を有する DNA をテンプレートと した配線技術は注目を集めている。その一例として, ポリアニリンの様な導電性高分子との複合体がある。これに対して, 我々は, DNA の塩基対間に金属イオンの錯形成を介して結合させた M-DNA に着目し,その作製について検討を行った。 本報告では, 金属イオンとして亜鉛(II)イオンを用いて溶液のpH 依存性を検討したので結果について報告する。