2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[24p-P07-1~7] 3.9 テラヘルツ全般

2022年3月24日(木) 16:00 〜 18:00 P07 (ポスター)

16:00 〜 18:00

[24p-P07-5] THz-TDSで試料を電磁波集光部に配置した場合の屈折率の補正

〇森川 治1、服部 あい1、山本 晃司2、栗原 一嘉2、古屋 岳2、桒島 史欣3、谷 正彦2 (1.海保大、2.福井大、3.福井工大)

キーワード:テラヘルツ時間領域分光法、集光、屈折率

テラヘルツ時間領域分光システム(THz-TDS)で試料の屈折率を求めるには、電磁波経路に試料を配置した場合としない場合の信号を比較する。試料が小さい場合は電磁波の集光部に試料を配置する必要がある。この場合、電磁波の平行光束部に試料を配置する場合と比較して、得られる屈折率の値が若干変化する。その補正のため、試料挿入時に検出器を動かして測定・補正する手法が提案されている。今回、より簡便に補正する手法を検討する。