[25a-D214-1~7] 3.10 光量子物理・技術

[25a-D214-1] 光発振器を用いたスパイキングニューラルネットワークにおけるキメラ状態の観測

アルコ ツミ^1,2、〇稲垣 卓弘¹、稲葉 謙介¹、山田 康博¹、Leleu Timothée³、本庄 利守¹、生田 拓也¹、圓佛 晃次⁴、梅木 毅伺⁴、笠原 亮一⁴、合原 一幸³、武居 弘樹¹ (1.NTT物性研、2.デルフト工科大、3.東京大学、4.NTT先端集積デバイス研究所)

キーワード：スパイキングニューラルネットワーク

複雑に結合した発振器ネットワークに生じる非線形ダイナミクスの一つとして、キメラ状態と呼ばれる同期集団と非同期集団の混在した状態が近年注目を集めている。本研究では、光発振器を用いたスパイキングニューラルネットワーク(SNN)においてこのキメラ状態を観測を行った。発表では光SNNの動作条件によって生じるキメラ状態のダイナミクスの変化について報告する。