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[25a-E302-10] NICTストロンチウム光格子時計の国際原子時への貢献
キーワード:光格子時計、光周波数標準、時系
国際原子時の1秒の間隔は、国立研究所の高精度な周波数標準器で測定され、維持されている。秒の定義を実現しているセシウム一次周波数標準器が、これまでこの役割を果たしてきた。現在検討されているマイクロ波遷移から原子の光学遷移への秒の再定義には、一次周波数標準器が果たしてきたこの役割を光原子時計が担うことが必須となっている。NICTストロンチウム光格子時計はこれを実現しており、本講演ではその現状を報告する。