[25a-E302-1~10] 3.8 光計測技術・機器

△ [25a-E302-8] 光コムパルスのエンベロープと位相関係を用いた空気屈折率自己参照型補正による変位測定

〇(M1)田中 拓帆¹、阿久澤 寛陽¹、加藤 峰士^1,2、美濃島 薫¹ (1.電通大、2.JST さきがけ)

キーワード：精密距離測定

高精度な距離測定において、空気屈折率の補正は必要不可欠である。従来、空気屈折率補正法として、大きく異なる2波長の分散を用いる2色法が知られている。しかし、この手法には、光学系の色収差などの課題がある。これに対し、我々は光コムパルスのエンベロープと内部位相を用いる単一波長2色法を提案した。本研究では単一波長2色法による空気屈折率補正法を適用し、遠隔距離測定による幾何学変位測定法を開発した。