[25p-D315-1~18] 3.9 テラヘルツ全般

[25p-D315-15] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器における周波数混合過程

〇(M2)島ノ江 励¹、有川 敬^1,2、猪瀬 裕太¹、田中 耕一郎^1,3 (1.京大院理、2.JSTさきがけ、3.京大iCeMS)

キーワード：共鳴トンネルダイオード、テラヘルツ、注入同期

共鳴トンネルダイオード(RTD)テラヘルツ発振器は、室温動作する小型のテラヘルツ光源として注目されている。今回はRTDにマルチモードのテラヘルツ波を注入する実験を行なった。その結果、RTDの内部で周波数混合が起き、注入光に比べて広い帯域で発振しているのを観測した。発表ではRTDのマルチモード発振状態について、実験結果と数値計算結果について報告する。