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[25p-D316-13] 銅酸化物高温超伝導体Bi2201のコヒーレントクエンチ分光
キーワード:コヒーレントクエンチ分光、超伝導、時間分解分光
銅酸化物高温超伝導体に特徴的に現れる擬ギャップ(PG)は、超伝導発現機構解明の鍵として様々な分光手法を用いた研究が進んでいる。コヒーレントクエンチ分光はSC・PGの再形成ダイナミクスを観測可能であることから、両者の相関について新たな知見を期待できる。このとき各準粒子応答の選択性が重要となるが、我々はBi2201試料における準安定到達時間の違いに着目することにより相関ダイナミクス観測を実現した。