2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » スピントロニクスによるグリーンイノベーション

[25p-E201-1~7] スピントロニクスによるグリーンイノベーション

2022年3月25日(金) 13:30 〜 17:15 E201 (E201)

大兼 幹彦(東北大)、湯浅 裕美(九大)

13:30 〜 14:00

[25p-E201-1] スピントロニクスによるグリーンイノベーション -シンポジウム概要-

〇湯浅 新治1 (1.産総研)

キーワード:スピントロニクス、磁気トンネル接合、MRAM

MgO-MTJ素子を用いた高性能磁気センサーや不揮発性メモリSTT-MRAMが製品化されているが、さらなる低消費電力化のためにVCMA効果を用いた電圧によるスピン操作技術の実用化が望まれている。講演では、電圧により書き込みを行う電圧駆動MRAM(VC-MRAM)の現状と展望について述べ、さらに磁気抵抗効果やスピン操作以外の物理現象・効果を活用した新規デバイス・回路技術の研究開発についても紹介する。