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△ [25p-E204-13] フタロシアニンイオン注入により形成されたNVセンターのコヒーレンス時間の評価
キーワード:ダイヤモンド、NVセンター、フタロシアニン
ダイヤモンド中の窒素・空孔(NV)センターは、室温で優れた磁気光学特性をもつ量子ビットとして知られている。双極子結合したNVセンター配列は、多量子ビット量子レジスタとして利用できる。分子イオン注入はNVセンター配列を形成できる技術の1つである。本研究では、窒素を8つ含むフタロシアニンイオンを注入した。形成されたNVセンター電子スピンのコヒーレンス時間をHahn echo法やXY-8法を用いて評価し、その結果について報告する。