2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[25p-E205-1~13] 12.1 作製・構造制御

2022年3月25日(金) 13:30 〜 17:15 E205 (E205)

三浦 康弘(浜松医科大)、山本 俊介(東北大)

15:00 〜 15:15

[25p-E205-6] アミノ基末端の自己組織化単分子膜におけるアルキル鎖長の違いの影響

〇高岡 勇太1、大森 裕章1、坂上 弘之1、鈴木 仁1 (1.広島大先進理工)

キーワード:自己組織化単分子膜、X線光電子分光法

基板上へのナノ材料の固定には自己組織化単分子膜(SAM膜)がしばしば用いられるが,その中でも量子ドットの固定密度は十分に均一化できていない.我々はアミノウンデカンチオールSAM膜(C11-SAM)のXPSによる解析から,SAM膜上の未結合分子の存在が不均一を生み出す原因の一つであることを報告した.今回,アルキル鎖長の違いによる膜内の余剰分子および構造の違いを調べるために,炭素数が16個のアミノヘキサデカンチオールを用いたSAM膜(C16-SAM)をXPSにより解析し,C11-SAMとの比較を行った.