[25p-E304-1~15] 12.2 評価・基礎物性

[25p-E304-8] 100 meV以上の超高分解能逆光電子分光測定のための電子銃の開発

〇佐藤 晴輝¹、久保 美潤¹、Bocquet François C.⁴、Tautz F. Stefan⁴、Ibach Harald⁴、吉田 弘幸^2,3 (1.千葉大院融合、2.千葉大院工、3.千葉大MCRC、4.FZJ)

キーワード：電子銃、有機半導体、逆光電子分光法

有機半導体では、電子輸送特性が低いことが大きな課題である。この課題の解決には、 低エネルギー逆光電子分光（LEIPS）の分解能を100 meV以上に改良し、伝導帯バンド構造を詳細に観測することが有効である。現在のLEIPSの分解能は、電子エネルギーの熱広がりで制限されている。そこで、本研究ではエネルギー分析器を挿入した電子銃を開発した。講演では、開発した電子銃の性能評価結果を報告する予定である。