2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[25p-P01-1~19] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2022年3月25日(金) 13:30 〜 15:30 P01 (ポスター)

13:30 〜 15:30

[25p-P01-10] 可視光応答性光触媒g-C3N4/BiVO4粉末の特性評価

〇塩津 太一1、立川 雅貴1、山本 伸一1 (1.龍谷大理工)

キーワード:グラファイト状窒化炭素、光触媒

光触媒は光を照射し有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる物質である。現在、光触媒には酸化チタン(TiO2)が主に使用されている。しかし、TiO2は紫外線以外では効果が弱いなどの課題がある。本研究では、可視光でも触媒反応を示すグラファイト状窒化炭素(Graphitic carbon nitride : g-C3N4)とバナジン酸ビスマス(Bismuth vanadium oxide : BiVO4)に注目し、これらを組み合わせたg-C3N4/BiVO4粉末を2種類の合成法で作製した。そして、可視光照射下での触媒反応及びSEM像について報告した。