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[25p-P07-3] Layer-by-layer 法による SiO2ナノ粒子多積層膜の光学定数評価
キーワード:屈折率、ナノ粒子、エリプソメトリー
Layer-by-Layer(LbL 法)により、可視光領域で透明で光散乱 が無視できる SiO2ナノ粒子(SiO2-np)(粒径:20nm)の多積層膜(1-25層)を作製し、分光エリプソメトリ により光学定数や膜厚、膜質の評価を行った。結果、膜厚は積層数に対して線形的に増加し、屈折率は積層数が増加すると一定値を示した。このことから、作製した SiO2-np 多積層膜には、ナノ粒子密 度が低い表面相が存在し、積層数の増加に従い、その影響は小さくなることがわかった。