2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[25p-P11-1~16] 13.7 化合物及びパワーデバイス・プロセス技術・評価

2022年3月25日(金) 16:00 〜 18:00 P11 (ポスター)

16:00 〜 18:00

[25p-P11-11] GaN中への窒素によるMgのリコイルインプランテーションの試み(6)

〇山田 寿一1、山田 永1、高橋 言諸1 (1.産業技術総合研究所)

キーワード:GaN、リコイルインプランテーション、Mg

通常のイオン注 入プロセスより注入ダメージを低減したプロセスとしてダメージ吸収と Mg 供給の2つの役割を持つ層とし て Mg を、GaN 層上に積層した上で、そこに窒素原子を集中的に注入し、はじき出された Mg が GaN バルク層に入るように条件を設定し、ダメージピークが Mg 層に留まるように調整した実験 を行なっている(エネルギー調整リコイルインプランテーション)。 前回まで、インプランテーションに比較して、全く衝撃の発生しないプロセスである MOCVD 成長法のみによってノンドープ GaN 上に Mg ドープの高濃度 p-GaN 層を用意し、そのエピ直後と 熱処理後との変化を観察する事によって、MOCVD 法で作製した高濃度 p-GaN でのアニーリング の挙動を観察した。