2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[26a-E101-1~6] 3.9 テラヘルツ全般

2022年3月26日(土) 09:30 〜 11:00 E101 (E101)

有川 敬(京大)

09:45 〜 10:00

[26a-E101-2] 空間と立体的に結合した導波構造の作製と導波モード間の相対位相制御性の実証

〇大野 誠吾1,2,3、南出 泰亜3 (1.東北大院理、2.東北大高等研究機構、3.理研光量子)

キーワード:アンテナ、導波路、スピン運動量ロッキング

次世代通信規格の搬送波として注目を集めているテラヘルツ帯の電磁波の制御技術について報告する。空間と立体的に結合した導波構造は、入射する偏光状態に応じて伝搬モード間の相対位相や伝搬方向が制御できることをこれまで理論的に調べてきた。今回、実証のため、そのような構造を3次元印刷技術により作製した。0.4THz以下の周波数領域において、実験的に位相の制御性を明らかにしたのでそれを報告する。