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[26a-E101-2] 空間と立体的に結合した導波構造の作製と導波モード間の相対位相制御性の実証
キーワード:アンテナ、導波路、スピン運動量ロッキング
次世代通信規格の搬送波として注目を集めているテラヘルツ帯の電磁波の制御技術について報告する。空間と立体的に結合した導波構造は、入射する偏光状態に応じて伝搬モード間の相対位相や伝搬方向が制御できることをこれまで理論的に調べてきた。今回、実証のため、そのような構造を3次元印刷技術により作製した。0.4THz以下の周波数領域において、実験的に位相の制御性を明らかにしたのでそれを報告する。