2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[26a-E201-1~12] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

2022年3月26日(土) 09:00 〜 12:15 E201 (E201)

軽部 修太郎(東北大)、笠谷 雄一(日大)

09:45 〜 10:00

[26a-E201-4] YIG微細構造におけるスピン波の空間分布

〇(M2)和田 昌樹1、根津 昇輝1、岩場 雅司1、藤原 早希1、関口 康爾1 (1.横浜国大院)

キーワード:スピントロニクス

超低消費電力な次世代情報処理技術として期待されるスピン波デバイスについて様々な研究がなされている。スピン波デバイスの実用化には、導波路の微細化や微細構造におけるスピン波の空間分布の解明が不可欠である。今回、我々はスパッタリングにより成膜したイットリウム・鉄・ガーネット (YIG)薄膜を微細化し、ベクトルネットワークアナライザ(VNA)とmicroブリルアン散乱(µBLS)分光測定法を用いてYIG微細構造におけるスピン波の伝搬と空間分布を明らかにした。