[26a-E204-1~9] 3.4 生体・医用光学

[26a-E204-4] ラマンイメージングによる培養神経細胞のネットワーク形成過程の評価

〇(M1)長野 貴裕^1,2、増井 恭子^2,3,4、名和 靖矩^1,2、細川 千絵^2,3、石飛 秀和^1,2,4、谷 知巳⁵、藤田 聡史^1,2、井上 康志^1,2,4 (1.阪大院工、2.産総研・阪大先端フォトバイオ、3.阪市大院理、4.阪大院生命機能、5.産総研バイオメディカル)

キーワード：ラマン散乱顕微鏡、神経細胞、イメージング

初代培養された海馬神経細胞の神経ネットワークの形成を評価するため、培養日数の経過に伴うミトコンドリアの局在をラマンイメージングによるシトクロムcの空間分布変化の観察を行うことによって可視化した。培養日数により細胞体と神経突起の両方で発現量が増加する結果から、ミトコンドリアによるエネルギー生産がシナプス形成の一助となっていることが示唆された。