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△ [26a-E204-8] 中赤外フォトサーマル定量位相顕微鏡によるビデオレート生細胞分子振動イメージング
キーワード:光学顕微鏡、分子振動顕微鏡、フォトサーマル効果
中赤外フォトサーマル定量位相顕微鏡は、赤外吸収による試料の変化を可視光で検出することで、µm以下の高空間分解能で分子特異的なイメージングを行える技術である。しかし、これまでの研究では十分な信号対雑音比の画像を得るためには積算する必要があり、細胞の観測では数Hzの計測速度にとどまっている。そこで、我々は赤外光源とカメラを改善することで、従来の系と比べ信号対雑音比を約3桁向上させ、50Hzの計測速度を実現した。