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[26a-E205-6] 高分子ネットワーク液晶で作製した偏光性と偏向性と刺激応答性をもった光拡散素子
キーワード:高分子ネットワーク液晶、光拡散、刺激応答
不均一光照射の技術を応用し、偏光や散乱方向、さらに、散乱特性が温度や電場で変調される、偏光・偏向選択性と刺激応答性を有する光拡散素子を高分子ネットワーク液晶(PNLC)で形成した。この作製法は、光重合誘起相分離(PPIPS)の現象を利用しており、ガラス基板に挟んだ混合原料にレーザー光を照射することで、自己組織化的に相分離と分子配向が生じ、原料組成比や露光条件によって異なるPNLC構造を作製できる。