2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.5 表面物理・真空

[26a-E206-1~5] 6.5 表面物理・真空

2022年3月26日(土) 10:30 〜 11:45 E206 (E206)

光原 圭(立命館大)

11:00 〜 11:15

[26a-E206-3] 単層CVDグラフェン上に成長させた鉄フタロシアニン分子の基底状態と磁気特性

〇大野 真也1,2、高柳 周平2、坂井田 樹1、山本 航平3、小板谷 貴典3、横山 利彦3 (1.横国大院理工、2.横国大院工、3.分子研)

キーワード:有機分子、X線吸収分光、グラフェン

鉄フタロシアニン(FePc)分子は、磁気的特性を利用したスピントロニクス材料として注目されている。本研究では、この分子の基底状態と磁気特性を考察した。手法として、X線吸収分光およびX線磁気内殻円二色性を用いた。基板として、シリコン酸化膜上に転写した単層CVDグラフェンを用いた。FePc分子の電子状態と磁気特性についてまとめて報告する。