[26a-E304-1~9] 12.2 評価・基礎物性

[26a-E304-3] 分子準位共鳴トンネルによる神経型デバイス

松尾 将矢¹、川嶋 悠哉¹、坂本 怜央¹、西嶋 知史¹、大塚 洋一¹、大山 浩¹、〇松本 卓也¹ (1.阪大理)

キーワード：Ru錯体、共鳴トンネリングネットワーク、神経型デバイス

神経型情報処理で必要となる神経細胞のミニマルモデルは、閾値を持つ非線形性とヒステリシスである。分子骨格に関与せず、電極からも絶縁された遷移金属錯体のｄ軌道に着目した。Ru錯体であるN719で修飾したナノギャップ電極を金微粒子で架橋したデバイスを形成し、ネットワーク化を試みた。