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△ [26a-E304-5] アンジップ法に用いたラジカル開始剤によるGNRの機能制御
キーワード:グラフェンナノリボン、カーボンナノチューブ、アンジップ法
カーボンナノチューブ(CNT)を長軸方向に切り開くことでグラフェンナノリボン(GNR)を得るアンジップ(UZ)法について、CNT上の欠陥にラジカル開始剤が作用し、C-C結合が順次長軸方向に開裂することでCNTが切り開かれることを見出した。また、開裂時にラジカル分子の部分構造が配位すると考えられた。本研究ではGNRの多機能化を目指し異なるラジカル重合開始剤(RPI) を用いた際のGNRの生成量や特性の変化を調べることを目的とする。