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[26a-E307-5] 溶液法IGZO-TFTのオゾンガス検出感度に焼成温度が与える影響
キーワード:IGZO、オゾン、溶液法
TFTをオン状態としてときのIDの時間変化をオゾン暴露有無の場合で測定した。焼成温度300~340℃ではオゾン検出感度は良好であるが、焼成温度280℃以下ではオゾン暴露有無にかかわらずTFT動作が不安定である。O1sXPSスペクトルにおける格子酸素のピークがオゾン暴露により減少することから、IGZO薄膜に生じた欠陥がID減少を引き起こしていると考えられる。