2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[26a-E307-1~9] 9.1 誘電材料・誘電体

2022年3月26日(土) 09:00 〜 11:30 E307 (E307)

永田 肇(東理大)、森本 貴明(防衛大)

10:15 〜 10:30

[26a-E307-5] 溶液法IGZO-TFTのオゾンガス検出感度に焼成温度が与える影響

〇笹島 宏青1、森本 貴明1、石井 啓介1 (1.防衛大)

キーワード:IGZO、オゾン、溶液法

TFTをオン状態としてときのIDの時間変化をオゾン暴露有無の場合で測定した。焼成温度300~340℃ではオゾン検出感度は良好であるが、焼成温度280℃以下ではオゾン暴露有無にかかわらずTFT動作が不安定である。O1sXPSスペクトルにおける格子酸素のピークがオゾン暴露により減少することから、IGZO薄膜に生じた欠陥がID減少を引き起こしていると考えられる。