2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[26a-E307-1~9] 9.1 誘電材料・誘電体

2022年3月26日(土) 09:00 〜 11:30 E307 (E307)

永田 肇(東理大)、森本 貴明(防衛大)

11:00 〜 11:15

[26a-E307-8] 強誘電体Bi4-xLnxTi3O12セラミックスの電気特性と電気機械特性

〇真岩 宏司1 (1.湘南工大工)

キーワード:強誘電体、Bi4Ti3O12、非鉛

Bi4Ti3O12(BIT)セラミックおよびBi3.25Ln0.75Ti3O12セラミック(Ln = LaまたはNd、BLTおよびBNT)セラミックを固相反応により作製した。BiをLaまたはNdに置換すると焼結性が低下し、最適な焼結温度はBITよりも高くなり、BIT、BLT、BNTの最適焼成温度は、それぞれ1000℃、1100℃、1150℃であった。ほとんどの試料が平らな粒子が広がるc軸配向を示した 。BNTの残留分極値は大きいが、抗電場(Ec)も大きくなった。 BLTはそれらの中で最大のひずみ値を示した。 BNTはEcが大きいため、印加電界下での最大ひずみはそれほど大きくなかった。