2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[26a-P04-1~17] 12.1 作製・構造制御

2022年3月26日(土) 09:30 〜 11:30 P04 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[26a-P04-11] 原子状水素アニールによる高分子基板の表面改質における構成元素および熱的性質依存性

〇部家 彰1、住友 弘二1 (1.兵庫県立大工)

キーワード:原子状水素、高分子、表面改質

我々は加熱触媒体で水素ガスを分解することで生成した原子状水素を用いた表面処理(原子状水素アニール:AHA)を検討している。本研究では、AHAによる高分子基板の表面形態の変化から高分子材料と原子状水素の反応を検討した。AHAによる表面形状変化は、高分子基板の熱的性質(Tg, Tm)よりも構成元素が支配的であり、原子状水素との化学反応性(還元、ハロゲン原子の引き抜き)に依存することが明らかとなった。