2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[26p-E105-1~12] 6.6 プローブ顕微鏡

2022年3月26日(土) 13:30 〜 16:45 E105 (E105)

宇都宮 徹(京大)、橘田 晃宜(産総研)

14:15 〜 14:30

[26p-E105-4] 温度可変AFMによる溶融Ga中Au-Ga合金構造変化の組成依存性分析

〇安部 耀介1、一井 崇1、宇都宮 徹1、杉村 博之1 (1.京大院工)

キーワード:AFM、液体金属

qPlusセンサを用いたAFMにより,ヒーターで試料温度を制御しながら溶融Ga中のAu-Ga合金結晶の構造変化を観察した.Auの組成が約0.05 %の試料で26~50℃の温度域で温度可変AFM分析を行った結果,温度上昇に伴って,角張った結晶が,丸まった形状に変化した(ラフニング転移).一方で,Auの組成を大きくした(約0.23 %)試料では,60℃まで加熱しても結晶は角張ったままであった.この結果から,ラフニング転移温度の組成依存性が示唆された.