14:15 〜 14:30
[26p-E105-4] 温度可変AFMによる溶融Ga中Au-Ga合金構造変化の組成依存性分析
キーワード:AFM、液体金属
qPlusセンサを用いたAFMにより,ヒーターで試料温度を制御しながら溶融Ga中のAu-Ga合金結晶の構造変化を観察した.Auの組成が約0.05 %の試料で26~50℃の温度域で温度可変AFM分析を行った結果,温度上昇に伴って,角張った結晶が,丸まった形状に変化した(ラフニング転移).一方で,Auの組成を大きくした(約0.23 %)試料では,60℃まで加熱しても結晶は角張ったままであった.この結果から,ラフニング転移温度の組成依存性が示唆された.