14:45 〜 15:00
[26p-E304-5] 回転型Kelvin Probeによる有機太陽電池構造のバンドベンディングと表面光起電力のリアルタイム測定
キーワード:Kelvin Probe、有機太陽電池、バンドベンディング
表面電位の膜厚依存性を測定する際や、光照射などの外乱に対する起電力の応答などを測定する際に表面電位をリアルタイムで測定する技術は不可欠である。
我々は昨年秋の講演会で、真空蒸着による膜の堆積を行いながら表面電位変化を同時に測定できる「回転型Kelvin Probe(KP)」の開発について報告した。
本研究ではこれを応用することで、ITO/CuPc/C60構造の太陽電池におけるモデル界面をKelvin Probe法で測定し、バンドベンディングや表面光起電力の評価を行った。
表面電位の膜厚変化は、従来、チャンバー間を移動させながら1点ずつ手動で測定されていたが、今回はこれを自動で連続的に測定することに成功した。得られた連続データを二階微分することで、空間電荷層の電荷分布も評価可能になった。
我々は昨年秋の講演会で、真空蒸着による膜の堆積を行いながら表面電位変化を同時に測定できる「回転型Kelvin Probe(KP)」の開発について報告した。
本研究ではこれを応用することで、ITO/CuPc/C60構造の太陽電池におけるモデル界面をKelvin Probe法で測定し、バンドベンディングや表面光起電力の評価を行った。
表面電位の膜厚変化は、従来、チャンバー間を移動させながら1点ずつ手動で測定されていたが、今回はこれを自動で連続的に測定することに成功した。得られた連続データを二階微分することで、空間電荷層の電荷分布も評価可能になった。