[15a-A501-1~6] 3.10 フォトニック構造・現象（旧3.11）

△ [15a-A501-6] 二量化高屈折率差格子と電気光学ポリマーを用いた垂直入射光変調器の提案と検証

〇宮野 広基¹、福井 太一郎¹、相馬 豪¹、李 広鵬¹、大友 明²、種村 拓夫¹、中野 義昭¹ (1.東大院工、2.NICT)

キーワード：光変調器、電気光学ポリマー、高屈折率差格子

高速なビームステアリングやイメージングなどの応用に向けて、大規模二次元アレイ化が可能な垂直入射型の空間光変調器が求められている。先行研究では、電気光学ポリマーとSiによる高屈折率差格子を用いた垂直入射型の変調器が実証されているが、光共振のＱ値の作製誤差耐性が問題となっていた。本研究では、高屈折率差格子に新たに二量化格子構造を導入し、摂動によって共振Q値の制御を行えることを実証したため報告する。