[15a-B414-1~9] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

△ [15a-B414-2] 脳型ウェットウェア創製に向けた3 次元導電性ポリマーネットワークの構築及び学習

〇(DC)萩原 成基¹、安藤 洸太¹、浅井 哲也¹、赤井 恵^1,2 (1.北大院情報、2.阪大院理)

キーワード：シナプス素子、導電性ポリマー、脳型ハードウェア

従来の脳型ハードウェアは脳の3次元構造から大きく乖離しており、CNNのように近傍結合を有するモデルの実装効率が不十分である。そこで本研究では、軸索誘導の如く液中で3次元的に重合成長する導電性ポリマー(PEDOT:PSS)ワイヤーを用いた3次元メモリ素子を開発した。本素子による生体模倣学習の実装にも成功し、脳内での3次元的なニューロン間近傍結合をより忠実に反映した脳型ウェットウェアの実現可能性が見出された。